top of page

Untitled

  • DEVILmama
  • 2019年6月8日
  • 読了時間: 8分

 近所のお気に入りのラーメン屋。大抵ラジオが流れているのだけれど、15時から始まった番組で、今日のテーマは怒りですって、DJ。2〜3日前に起こった子供を狙った通り魔の引きこもりの中年事件の影響は明らかだ。で、怒りって必要でしょうか。などと始まって、街の声もいつもより取材もしつこくたくさんの意見をいただきました。あえて、私は判断しない。皆さんんに判断は委ねたいと思いますとかほざいてる。で、カッコつけたダサいラップとリズムに乗せて、ちらっと街の声を紹介。「怒りはいらないと思います、」とか、「怒ってもしょうがない」とか。そこでラーメン食べ終わったので退散したが。なんだこいつら。

 四元素の諸説を考察したことがあった。古代ギリシャの哲学者エンペドクレスがはじめて四元素について唱えている。それがとても興味深かったのだ。ーーー物質のアルケーは火、水、土、空気の四つの「リゾーマタ(rizomata根)」からなり、それらを結合する「ピリア(φιλια愛)」と分離させる「ネイコス(憎)」がある。それにより四つのリゾーマタは集合離散をくり返す。この四つのリゾーマタは新たに生まれることはなく、消滅することもない。 このように宇宙は愛の支配と争いの支配とが継起交替する動的反復の場である。ーーーだそうです。「愛・憎」は元素に運動の方向性を規定する原理と考えられ、「愛の完全支配期」から、「憎の伸長期」へ、そして「憎の完全支配期」次に「愛の伸長期」へむかい、初めの「愛の完全支配期」へと戻るそうだ。それに占星術の四元素の考察を絡めてみたのだ。占星術の四元素は火から始まる。つまり火が愛の完全支配期だ。次に風、憎の伸長期へ。そこから水にとなり、憎の完全支配期から、地、愛の伸長期となる。その時にエンペドクレスの並びを失念していて、簡単んに占星術上の四元素と絡めるだけの考察をしてしまった。エンペドクレスの考察はウィキからの抜粋であるが、きちんと完コピされているという前提で再度考えてみたい。

 最近、喜怒哀楽も同じ原理じゃないかと思い色々とまた考えるようになった。その思想も付け加えてみようと思う。  あの時得意になってたけど、簡単じゃないんだなぁ〜。あたりめえだ。

 次のサインが前のサインを凌駕するという思想。作用としては愛ピリアと憎ネイコスが関係する。

A:火水地風(エンペドクレスの四元素) シンプルに元素として考えた時、

一番有効、火は水によって消されその水は大地に吸収され風によって乾かされ、また火が起こる。から。

B:火風水地(占星術における四元素の順番)

一番自然、火が起こると対流で風を起こし、水を運び、水は地に吸収されるから。次に火を起こすのはAより難しいけど。

C:火地風水(占星術における星座の順番)

一番超然的、火を土で消すなんて人間業じゃない。つまり地球の話じゃないんじゃないか。宇宙の視点。地球の視点からしたら、燃えちまったら木っ端微塵、されちまう可能性。間違いねえ。地は閉じ込めるが本性。なので火を閉じ込めた地となり、太陽系って意味があるのかもしれない。

D:火水風地(Cの星座に対応するなら時計の並び)

一番人為的、火が起これば水で消し、乾かして、大地を整えるだろう。火を迎えるために。Cを考えると太陽の恩恵を考えるならばっていうことか。水の惑星の地球らしいかもな。が、サイクルを重ねるごとにカラカラになる可能性。ネイコスがリゾマータに働く場合、グツグツ煮沸となるからだ。しかも人類史上ネイコスの方が主導権を握っているのは明らかだ。どう考えてもネイコス優勢である。

E:火風地水(神々の並び)

 ゼウス、ヘラ、ハデス、ペルセポネ。天と地、この世とあの世。

 何に関しても火から始まるというのが宇宙の原理に通づるように思う。つまり愛の完全支配期のみが生命を生むのだ。

 だけど生命にとっては地がなければ始まらない。だって地がなければ、風や火や水はどこに?である。そしてそれは愛の伸長期。

どっちも愛の構成物か。でも物事バランスが必要で、だからこそ風も水も同じように大切なんだ。だって私たちの体の大半は水でできてるんだから。ヘイトに傾きがちなところもその通りである。

 これは私の意見だけれど、きっと、真の憎は真の愛にしか宿らない。だから愛の完全支配期に愛が関わると憎しみの伸長期になるとは考えづらいと考えていたけど、そうでもないようだ。愛が、憎ってことがあるってことだ。

だから、パターンとして愛憎愛憎を考えてのA〜Dの動きに加えて、原因愛のみでのA〜D、原因憎のみでのA〜Dを考えてみるのも有用かもしれない。結合と分離が作用になる。つまり次のサインへの移行。

ゼウス(Zeus)は太陽と火 ヘラ(Hera)は天空と空気

アイドネウス(Aidoneus)は大地と土 ハデス ネスティス(Nestis)は海と水 ペルセポネ

A:

喜び(JOY) ー  哀しみ(SORROW)

怒り(ANGER) ー  楽しみ(PLEASURE)

というのが私の考える感情のペアなんだけど、そうすると喜怒哀楽でなく喜哀怒楽じゃねえか。ってことで、以下のようになる。

B:

喜び(JOY)    哀しみ(SORROW)

       ↓ X ↓

怒り(ANGER)    楽しみ(PLEASURE)

 まずAについて考察してみる。なぜ喜びと悲しみが対かって、反対語だし、反対の感情である。だけどもまあ、喜びに満ちている時に漠然と哀しみに襲われることってあんまりない。なにか原因があるはずだ。喪失とか、事故とか、不和とか。その究極の原因、つまり元を突き詰めると、喜びとの事件なのではないか。そんな時にきっと深い哀しみが襲うだろう。逆はどうか。哀しみに包まれている時に漠然と喜びに包まれることはない。正真正銘の喜びが心にない人は、哀から喜への逆流は難しいように思う。

 私は音楽を愛していて、心からの喜びを感じる。けれど、いろんな事情で思うように愛せない時に哀しみが襲う。哀しみに襲われると食事も喉を通らない。だけどもまた音楽に触れた時に、やはり喜びが戻ってきて、哀しみを忘れるのだ。だけど、哀しみが深すぎたり長すぎたりすると、今度は底知れぬ怒りが湧いてくる。そうなると、やすやすと喜びには帰れなくなる。恨みが積もるのだ。そうすると、楽しみを通過しないといけない。楽しみって笑いとも考えていて、なぜかというと怒りが積もり積もってある線に触れると笑っちまう瞬間があるからだ。さっきまで激おこだったのに、その究極の怒りと否定感情が、シニカルな視線を運んできて、自分で爆笑してしまうことは少なくない。笑いの視線の原点だと思う。あと「許す」って感情も楽しみには含まれるかもしれない。笑って許してだ。許すのは自分であったり他人であったりだけどさ。だからやっぱりバッテンが入る。で以下のようになる。

A’

喜び(JOY) →   哀しみ(SORROW)

         X

怒り(ANGER) →   楽しみ(PLEASURE)

これを占星術とエンペドクレスの四元素の原理に照合すると喜びは『火』で『愛の完全支配期』、哀しみは『水』で『憎の完全支配期』、怒りは『風』で『憎の伸長期』、そして楽しみ『地』の『愛の伸長期』となる。これは並びがおかしいぞ。  まず上の段の火と水。お互いがお互いに歯が立たないね。さすが完全支配期ペア。こわ。火の方は水ぶっかけられたらプシュゥっつって消火されてしまいます。水だってグツグツやられたら存在の危機である。正反対だからこそ対だけど、相性は決して良くなさそうである。火にグツグツやられて、水は風になってしまいます。怒りに転化して正解。つまり哀しみから純粋に喜びに戻るのは、喜びを消す覚悟が必要ってことだ。本末転倒ありえない。  下段の風と地。この二つについては今度はお互いの干渉が難しい。大地の上に風が吹くのであって、大地そのものを削ろうとすれば、風にはだいぶ重い重石がのしかかりかるーい風でなくなってしまいそうである。  けれどもこれを逆回りにすると火地風水となって、星座の動きなのでした。またもやアナンケの膝か。なんでだろ。しかもぐるぐる回るんだから水の次は火なのだった。同じところを同じようにぐるぐるはできなくて、円でなくてスパイラルだってことかもしれないな。同じようで全く違うのだ。できれば下がっていくじゃなくて上がっていくスパイラルを作成したいものだ。

 A’についてはエンペドクレスの原理の動きに合致せず、下手すりゃ殺し合いペアと、無関心ペアの繋がらない二つの世界のようだ。だからつまりエンペドクレスの原理はやっぱりBの方で、占星術の四元素の原理とも合致し、そうすると真実はBだ!という結論になる。

 だから、あなたの喜びに事件が起こった時は、哀しんじゃいけません。まず怒りましょう。怒って怒って怒りまくり、ひたひたと哀しみが押し寄せるまで待つ必要があるのかもしれない。怒りを味わい尽くしながら。どれだけかかるかはわからない。そして哀しみにたどり着き、涙を流した瞬間に、許す気持ちがやっとひとしずく生まれるのかもしれない。そして自分をいたわる楽しいことを一つ一つ再開しながら、運命のようにご褒美のように喜びに戻れるのかもしれません。喜びが重要であれば重要であるほど、大切であれば大切であるほど、この回り方をしなければいけないように思えてくる。本当の哀しみには『笑い』の入り込む余地が少なすぎるのだ。『許し』もしかり。哀しみからだと『許せない』にしかならないように思う。だから怒って怒って、哀しみに到達するまで待つ必要があるんじゃないか。

 さて、ここまで読めた人、怒りはいらないなんて思いますか?  なんだか怒りは必要か?というこの提議自体が、発達障害akaつまりバカってこと?、そして精神科、精神薬ばやりの今の世界を象徴するように思うのは私だけかな。精神薬は瞳孔を開かせ、思考を停止させ、ヨダレを垂らさせます。それで辛いことも考えらない状態にすることが『癒し』でしょうか。  大体あの殺人犯のひきこもりの中年と怒りって関係ありますか?本当の病気の悪魔や変態を提議に巻き込むからややこしくなるのです。豚コレラを人の健康のカテゴリーに巻き込んでるようなもんですよ。一人で死ねという発言はやめろ義論よりもひどい侮辱と怒りを感じたし、私が社長だったらあの番組のプロデューサーもDJもクビだし、番組も金輪際再開できないでしょうね。

【娘の好物、かぼちゃのスープのプール一丁!】

【娘の好物、かぼちゃのスープのプール一丁!】 好きって食べ物に必ず現れるから、涙が止まらない時は美味しいものを食べましょう。

Comments


Women need more money to independ

© 2024 by "DEVIL WARS". Proudly created by DEVIL Woman

bottom of page